ウォーターサーバーの設置を検討しているものの、たくさんあってどれを選べばいいか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

選び方を間違えると「料金やサービス内容をもっと調べておけばよかった…」と後悔する可能性があるため、注意が必要です。

今回は、ウォーターサーバー選びで失敗しないポイントやおすすめのウォーターサーバー11選を紹介します。合わせて月額料金を安く抑えるコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ウォーターサーバー選びで失敗しないポイント

ウォーターサーバーを選ぶときに押さえておきたいポイントは、以下の5つです。

以下でそれぞれくわしく解説します。

水の種類をチェック

ウォーターサーバーの水質はメーカーによって異なります。宅配型のウォーターサーバーで扱っているのは天然水とRO水。

天然水は特定の水源からくみ上げた水をろ過・処理したもので、自然のミネラルが溶け込んだおいしさを味わえます。採水地によってミネラルの含有量も異なるため、自分好みの水を選ぶのもよいでしょう。

一方RO水は、「逆浸透膜（RO膜）」というろ過システムで不純物を除去した水。浄水能力が高いRO膜はミネラル成分も取り除くため、「ピュアウォーター」、「純水」とも呼ばれ赤ちゃん向けに好まれています。

RO水は原水を選ばないことから、天然水よりも料金が安い傾向に。またRO水は空ボトルを回収するタイプ（リターナブル）、天然水はボトル使い捨て（ワンウェイ）であることが多いです。

さらに最近人気になっているのが浄水型ウォーターサーバー。その名の通り、飲めるのは浄水です。

水道水を使うため、消費量に比例して料金が高くなる宅配型と違い、ほぼ定額で利用できるのが特徴。安さを重視する人向けのウォーターサーバーです。

毎月かかる費用

毎月かかる費用は、「サーバーレンタル代＋水代」の合計金額で比較しましょう。

サーバーレンタル代が安くても、水代が割高に設定されているケースもあるため注意が必要です。

多くの場合「メンテナンス料」は無料ですが、メーカーによっては料金が発生することもあるため、合わせて確認しましょう。

サービス内容

設置後のサービス内容が充実しているウォーターサーバーを選べば、きれいな水を飲めるだけでなく、万が一の破損時も慌てる必要がありません。

ウォーターサーバーのサービス内容は、以下のような例があります。

引越しや転勤が多い方は、転居時のサポートが充実しているメーカーを選ぶのがおすすめです。ウォーターサーバーのレンタル代が安い場合、メンテナンスや故障対応に追加費用がかかることがあるため、事前に確認しましょう。

契約期間と解約違約金

ほとんどのウォーターサーバーには契約期間が設けられており、期間内に契約すると解約違約金がかかる場合があります。

実際に利用してみると、「思っていたより使わなかった」「ノルマ分の水を消費しきれず、溜まったボトルがスペースを圧迫してしまう」などの理由で解約する可能性があるかもしれません。

料金を比較する際はサーバーのレンタル代や水代だけでなく契約期間や解約違約金も合わせて確認しましょう。サーバー代や水代が安くても、解約金が高いと思わぬ出費が発生してしまうため、注意が必要です。

設置場所を決める

ウォーターサーバーをスムーズに使い始めるには、あらかじめ設置場所を決めておく必要があります。公式サイトに記載されている高さや幅、奥行きを確認し、設置場所を計測しておきましょう。

なお、ウォーターサーバーの設置場所は、「コンセントまでの距離が近い」「通気性がよい」「水平な場所」が適しています。

ウォーターサーバーの月額料金を安く抑えるコツ

コスト重視でウォーターサーバーを選ぶなら、次の2つのポイントを押さえましょう。

以下でそれぞれのコツをくわしく解説します。

ノルマがないサーバーを選ぶ

月額料金を安く抑えるためには、ノルマが設定されていないウォーターサーバーを選びましょう。ウォーターサーバーのノルマとは、「定期的に購入しなければいけないボトル数」を指します。

注文ノルマを達成できなかった場合は追加料金がかかるため、一人暮らしの方や使用する水が少ない方は、欲しい分だけ都度注文できるウォーターサーバーや、ボトルレスの浄水型ウォーターサーバーがおすすめです。

水道水浄水型サーバーは水を注文する必要がないため、ノルマの設定もありません。

水道水浄水型のサーバーを選ぶ

ウォーターサーバーのタイプは、大きくわけて「ボトル宅配型」「水道水浄水型」の2種類があります。

毎月の費用を抑えたいなら、自宅の水道水をろ過して使用する「水道水浄水型」のウォーターサーバーがおすすめです。

水道水浄水型は自宅の水道水を使用するので、ボトル宅配型に比べて毎月の料金が安く済みます。水道水ウォーターサーバーは定額制のため、たくさん消費するほどお得になります。水の注文ノルマもなく、各家庭のペースで水を使えるのもうれしいポイントです。

また、水道水浄水型は「水道直結型」と「補充型」の2種類があります。

水道直結型は設置に簡単な工事が必要ですが、設置後は自分で水道水を入れる手間がありません。家族が多い方・水の使用頻度が高い方におすすめ。

補充型は設置工事が不要ですが、水がなくなるたびに給水タンクに補充する必要があります。蛇口から遠い場所にサーバーを設置したい方・引っ越しの頻度が高い方に向いています。

配送スキップ可能なサーバーを選ぶ

宅配水ウォーターサーバーの場合、配送スキップが可能なメーカーを選ぶことで月額費用を抑えられます。

お水の消費量はご家庭の人数や季節によって異なるものです。まだボトルが残っているのにも関わらず次のボトルが送られてきてしまうと、どんどん溜まっていってしまいますよね。

ボトル残量に余裕がある時はスキップを活用することで費用が抑えられるため、配送スキップ可能なサーバーを選ぶことをおすすめします。

お得なプランを利用する（長期割引プラン、子育てプラン）

メーカーによってはお得なプランを設けている場合があります。

例えばプレミアムウォーターでは基本プランよりも契約期間が長い代わりに、水代やレンタル料が割引きになる「もっとPREMIUMプラン」「ずっとPREMIUMプラン」などがあります。

また、赤ちゃんのいるご家庭向けに子育てプランを設けているメーカーも。

ウォーターサーバーは便利な子育てアイテムとしても人気です。妊娠・出産をきっかけにウォーターサーバーを契約する人も多いため、条件に該当する場合はぜひ子育てプランを活用しましょう。

安いウォーターサーバーおすすめ11選

ここからは、トータルコストが安いウォーターサーバーを紹介します。

各メーカーの特徴や料金、おすすめポイントなどをくわしく解説しますので、ウォーターサーバー選びの参考にしてください。

安いウォーターサーバーのよくある質問

ここでは、安いウォーターサーバーに関してよくある質問について回答します。

毎月の注文ノルマは必須？

毎月の注文ノルマを達成しなかった場合、追加料金が発生します。

水を飲みきれなかった場合、1ヵ月間なら無料で注文をスキップできることもありますが、2ヵ月以降は手数料が発生することが多いです。

レンタルと購入（買い切り）はどちらが安い？

レンタルと購入のどちらが安いかは、使用する期間によって異なります。

どれくらいの使用期間で購入がお得になるかはメーカーによって違うため、くわしくはメーカーに問い合わせましょう。

毎月支払うウォーターサーバーの費用の内訳は？

ウォーターサーバーの毎月支払う費用の内訳は、一般的に「サーバーレンタル代」と「水の料金」です。

メーカーによっては「配送料」や「サポート・メンテナンス料」などが発生することがあるため、公式サイトでくわしい料金プランを確認しましょう。

まとめ

安いウォーターサーバーを選ぶためには、サーバーのレンタル代や水代だけでなく契約期間や解約金、ノルマの有無も確認することが大切です。

水道水浄水型なら水代がかからないため、ボトル宅配型に比べて費用を抑えられるケースが多いです。料金だけでなく水質や設置するスペースも考えて、納得のいくウォーターサーバーを選びましょう。

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