「顔脱毛するとどのようなメリットがあるの？」
「顔脱毛には産毛が少なくなる以外にも何か効果があるの？」

顔の産毛が気になる方におすすめなのが、顔脱毛です。産毛がなくなるだけでなく、ほかにもさまざまなメリットがあります。

しかし、産毛は脱毛をしてもなかなか効果が出づらい部位です。そのため、顔脱毛をする際は、しっかりと脱毛サロンや医療脱毛クリニックを選ぶ必要があります。

今回は顔脱毛を行うメリットに加えて、おすすめの脱毛サロンや医療脱毛クリニックについて見ていきましょう。

顔脱毛をするメリット

産毛の自己処理が面倒、自己処理をしても産毛がすぐに生えてきてしまうとお悩みの方に人気なのが顔脱毛です。ここでは、顔脱毛をすることで得られる3つのメリットを紹介します。

化粧ノリが格段に良くなる

顔脱毛をすると、化粧ノリが良くなります。産毛がなくなることにより、メイクがしっかりと肌に馴染むようになります。産毛があると化粧下地やファンデーションが産毛に絡みつき、きれいに馴染みません。メイクが産毛のせいで浮いてしまいます。

顔脱毛をすると肌とメイクとの間にある産毛がなくなり、肌に直接メイクが密着するため化粧ノリが格段に良くなりますよ。

肌が明るく見える

顔脱毛をすると、肌が明るく見えるようになります。1本1本の産毛はあまり目立ちません。しかし、産毛とはいえ若干ながらメラニン色素が含まれています。

そのため、産毛が生えたままの状態だと、メラニン色素の影響で顔が少し暗く見えてしまうのです。顔脱毛をすれば産毛の量を少なくできるため、本来もっている肌の明るさを取り戻せます。

自己処理が楽になる

顔脱毛をすれば産毛が目立たなくなるため、自己処理の頻度が大幅に減ります。とくに、口周りの産毛が気になっている方は、自己処理が大きく減るのを実感できるでしょう。

口周りの産毛は、自己処理をした後もうっすらと剃った跡が残ってしまうことがあります。これを目立たなくするために、毎日のように顔の自己処理を行っている方もいるのではないでしょうか。

顔脱毛が完了すれば、自己処理をしなくても産毛が目立ってしまうことがありません。自己処理によって顔を傷つけてしまうこともなくなります。

顔脱毛を選ぶ3つのポイント

顔脱毛は、腕や脚と違って産毛が多く生えている部位です。そのため、ほかの部位と比べると脱毛回数が多く必要になることがあります。また、脱毛サロンや医療脱毛クリニックによって、どこまで照射してくれるかが大きく異なるのも特徴です。

自分に合う顔脱毛をするためにも、次に紹介する3つのポイントを押さえておくようにしましょう。

医療脱毛とサロン脱毛の特徴で選ぶ

脱毛には大きく分けて医療脱毛とサロン脱毛の2種類があります。どちらで顔脱毛を受けるかによって効果の出やすさや痛みの程度などが異なるので注意しましょう。

サロン脱毛よりも医療脱毛のほうが顔の産毛には効果が出やすいと言われています。サロン脱毛は、光を照射して発毛組織にダメージを与えるものです。

一方で医療脱毛は、レーザーを使って発毛組織を破壊します。発毛組織にダメージを与えるだけでなく破壊するため、医療脱毛のほうが効果を実感しやすいのです。

サロン脱毛と医療脱毛は、基本的にどちらもメラニン色素に反応して脱毛効果を発揮します。しかし、産毛はメラニン色素が薄いため、なかなかレーザーや光が反応しません。レーザーと光を比べると、レーザーのほうがより強力にメラニン色素に反応するため、脱毛効果も出やすくなっています。ただし、痛みは医療脱毛のほうが出やすいと言われることが一般的です。

また、もともと顔は皮膚が薄く骨が近いのもあり、痛みが出やすくなっています。しかし、痛みについて心配しすぎる必要はありません。多くの医療脱毛クリニックでは麻酔の用意があります。痛みが心配な場合は、出力を下げて照射してもらうことも可能です。

どうしても痛みが気になる場合は、テスト照射を受けてみるのもよいでしょう。医療脱毛クリニックで使用している脱毛機が蓄熱式か熱破壊式かをチェックするのもおすすめです。一般的に熱破壊式よりも蓄熱式のほうが痛みは出にくいと言われています。

顔脱毛の範囲

顔脱毛と言っても、脱毛サロンや医療脱毛クリニックによってどこまで照射してくれるのかが異なります。

頬や口周りなどは照射してくれるケースが多いですが、眉下や眉間などは対応が分かれやすい部位です。自分が脱毛したいと思っている部位を照射してくれるのか事前に確認してから契約しましょう。

追加料金の有無・オプションを確認

照射料金だけでなく、シェービング代や麻酔代などがかかることがあります。契約時に支払った金額以外に料金が必要になる場合があるため、追加料金の有無について確認しておくことが大切です。シェービングや麻酔などのオプションは、無料で行ってくれるところもあれば有料のケースもあります。

医療脱毛とサロン脱毛の違い

医療脱毛は発毛組織を破壊するもの、サロン脱毛は発毛組織にダメージを与えるものです。このほかにも、下記のようにいくつか違いがあります。

医療脱毛は、発毛組織を破壊する医療行為です。そのため、医師や看護師のように国家資格を持った方しか施術できません。一方でサロン脱毛は、医療行為ではないためどなたでも施術できます。ただし、発毛組織を破壊するほど強い出力で照射することはできません。

医療脱毛クリニックには医師や看護師が常駐していることから、脱毛でやけどや赤みなどの肌トラブルが起きても対応してもらえます。サロン脱毛の場合は医療知識を持った方がいないため、ほとんどの場合、自分で医療機関を探して受診しなければなりません。

医療脱毛とサロン脱毛の料金を比較

医療脱毛は約70,000～100,000円、サロン脱毛は約60,000～90,000円とやや医療脱毛のほうが平均では高くなっています。

ただし、1回あたりの料金に換算すると医療脱毛は約14,000～20,000円、サロン脱毛は約10,000～15,000円となるので要注意です。

一見するとサロン脱毛のほうが安いように思えますが、顔脱毛は医療脱毛よりもサロン脱毛のほうが多くの回数が必要です。そのため、トータルで見ると医療脱毛を受けたほうが安いことがあります。

顔脱毛完了までの回数・期間

ほとんど自己処理がいらない状態になるまでは、医療脱毛だと約8～10回、サロン脱毛だと約15～18回施術を受ける必要があります。サロン脱毛のほうが施術回数が多いため、脱毛が完了するまでに約2～3年と長い期間が必要です。

早く顔脱毛を完了させたい方は医療脱毛、できるだけ施術の痛みを抑えて脱毛したい方はサロン脱毛のように選ぶとよいでしょう。

顔脱毛におすすめの医療脱毛クリニック

顔脱毛におすすめの脱毛サロン

顔脱毛をするときの注意点

顔脱毛の施術を受けると、化粧ノリが良くなったり肌が明るく見えたりなどのメリットがあります。しかし、顔脱毛はメリットばかりではありません。次のように、注意点もあるので押さえておきましょう。

自分の毛質に合った脱毛機があるところを選ぶ

脱毛機は脱毛サロンや医療脱毛クリニックによって扱っているものが違います。脱毛サロンでは、次のような脱毛機を扱っていることが一般的です。

どの脱毛機も発毛を抑制する効果がありますが、それぞれ得意としている毛質が異なります。自分の毛質に合わせた脱毛機を採用している脱毛サロンを選ぶようにしましょう。

一方で医療脱毛には、大きく分けて蓄熱式と熱破壊式の脱毛機があります。

蓄熱式は痛みが出にくく、産毛のように細い毛にも有効です。熱破壊式は痛みが出やすいものの、太い毛に効果が出やすい特徴があります。

トラブル発生時の対応を確認する

顔脱毛でトラブルが発生するリスクはゼロではありません。毛質や肌質に合わせて施術してもらっても、やけどや赤み、かゆみなどが生じる恐れがあります。

頻度は少ないのですが、毛嚢炎や埋没毛の原因となることもあるため、トラブルが発生したときの対応は確認しておきましょう。

医療脱毛クリニックの場合、ほとんどのところはトラブル時は医師が診察を行ってくれます。

脱毛サロンの場合は、トラブルが起きてもサロン内に医療従事者がいないため対応してもらえません。自分で医療機関を探し、症状を説明して診察を受けなければいけないことがほとんどです。ただし、提携している医療機関がある場合は紹介してもらえることもあります。

契約の回数で効果が現れない・追加が必要な場合

契約した回数分だけ施術を受けても顔脱毛の場合は脱毛が完了しない可能性があります。顔は産毛のため、効果が出にくいことがあるのです。その場合は、追加で施術を受けることになります。

施術を追加する場合は1回ずつ受けられるのか、料金はいくらなのかを確認しましょう。脱毛サロンや医療脱毛クリニックによっては、追加の場合は1回ずつ施術を受けられるようになっていたり、通常料金より安く脱毛できるようになっていたりします。

顔脱毛についてのよくある質問

顔脱毛は男性にも女性にも人気の施術です。化粧ノリが良くなったり髭が目立たなくなったりするため、「やって良かった」と思う方が多いでしょう。

しかし、顔脱毛に関して疑問点があり、施術に踏み切れない方もいるのではないでしょうか。そこでここからは、顔脱毛に関してよく聞かれる質問にお答えします。

施術前後でメイクってしていいの？

施術前後でメイクをしても構いません。しかし、施術を受けるときにはメイクを落とす必要があります。メイクをしたまま脱毛の施術を受けると、レーザーや光が毛根まで届かず効果が落ちてしまうことがあるためです。

しみやホクロがあるけど顔脱毛できる？

しみやホクロがある場合でも顔脱毛はできます。ただし、そのまま施術を行うとやけどや赤みを生じることがあるため、しみやホクロは避けて照射することが一般的です。しみやホクロの濃さ、使っている脱毛機の種類によっては通常通り照射できることもあります。

顔脱毛って痛いの？

顔は産毛が多いので痛みは比較的出にくいと言われています。しかし、皮膚が薄く骨が近いため、人によっては痛みを感じることがあるでしょう。

また、口周りに髭のような濃い毛が生えている場合は、痛みを感じるかもしれません。痛みが心配な方は、痛みが出にくい脱毛機を使用しているクリニックを選んだり麻酔を使ったりして対処しましょう。

顔脱毛の効果はどれくらい続きますか？

一度破壊された発毛組織が復活することはありません。そのため、医療脱毛の場合は脱毛が完了すれば効果がずっと続くと考えられます。

一方で光脱毛の場合は、発毛組織にダメージを与えることしかできません。そのため、脱毛が完了した後も毛が復活する恐れがあると言われています。

まとめ

顔脱毛は面倒な自己処理から解放されるだけでなく、化粧ノリが良くなったり毛穴が引き締まるといった女性にうれしい効果が期待できます。産毛にうんざりしているあなたも、ぜひ脱毛サロンや脱毛クリニックの顔脱毛にチャレンジしてみてください。

医療脱毛なら永久脱毛や施術回数が少なく済むなどのメリットがたくさんあります。脱毛料金が高いという印象を持ってしまいがちですが、低料金でしっかりと脱毛が受けられる大手クリニックも増加傾向。

痛みが気になる方は麻酔も使えるので、これから顔脱毛するなら医療脱毛を検討するのがおすすめです。