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インティメート・マージャーの成長の軌跡
インティメート・マージャーは2013年の創業以来、成長を続け、2014年から2018年にかけての売上高平均成長率は117%に達しました。国内パブリックDMP市場においては、4年連続売上シェアNo.1(※1)を達成し、止まることなく成長を続けています。
私たちの武器は、データ活用プラットフォーム「IM-DMP」。約4.7億ユニークブラウザに紐づくオーディエンスデータを備え、国内のインターネット人口の約9割をカバーする豊富で膨大なデータを活用できるプラットフォームです。
インティメート・マージャーが日本国内から収集するデータ数は、年間2兆件に上り、大手検索エンジンのトップページが世界中で1年間に見られる回数に匹敵します。
なぜ、ベンチャーであるインティメート・マージャーがここまでデータを集めることができたのか。それは、いち早くデータの価値に目を向け、地道な営業によって取引先を開拓したからにほかなりません。競合他社とは異なり、既存事業や関係企業との利害関係といった制約にとらわれることがないことも、インティメート・マージャーの強みと言えるでしょう。
(※1) 出典:ITR「ITR Market View:メール/Webマーケティング市場2018-2019」パブリックDMP市場:ベンダー別売上金額シェア(2015-2018年度予測)
広告領域にとどまらず、あらゆる業界に横展開
インティメート・マージャーは現在、広告業界を主なターゲットとしてサービスを提供しています。広告業界の市場規模は約1.7兆円とされていますが、今後の市場拡大も踏まえると、インティメート・マージャーが貢献できる余地は、まだまだ拡大していくでしょう。
さらに、私たちは広告業界にとどまらず、決済市場、人材ビジネス市場、ヘルスケア市場、不動産市場、物流市場といった多領域への展開も見据えています。これらの市場は、今後、データやテクノロジーが連携・活用される「X-Tech」の進展に伴い、規模が拡大すると予想されるため、ここに私たちのビジネスチャンスが期待できます。
たとえば、決済市場においては既に「Fin Tech」が世の中に浸透しつつありますが、IM-DMPを用いることによって、新たなサービスが生まれる可能性があります。データに基づく信用情報によってキャッシングの限度額を決める――。こういったサービスを近い将来に実現できるかもしれません。
労働人口減少を成長の糧に
日本では今後、労働人口が減りゆくと予想され、生産性向上が大きな経営課題となっています。この課題を解決するには、既存の業務から非効率をなくす必要があり、そのためにはデータの活用が不可欠です。つまり、マクロ的な視点からも、日本にはインティメート・マージャ―の成長を後押しする要因が見込まれます。
そうしたニーズの高まりに対して、対応できる体制も整いつつあります。たとえば既にサービス開始している「Select DMP」は、サブスクリプション型でIM-DMPを活用できるサービス。顧客自らがIM-DMPにアクセスし、リアルタイムで顧客ニーズなどを把握するような活用シーンを思い描いています。
さらに、将来的な海外展開も見据えています。現在、DMPにおける世界的な主要プレイヤーは存在しません。DMPは特定の言語やインターフェイスによらず展開できるものですから、日本で培った知見をグローバルに展開することも不可能ではないのです。
「見えないリスクを回避したい」「効率的な意思決定をしたい」といったニーズがある限り、インティメート・マージャ―の成長可能性が尽きることはありません。データエコノミー時代のデータプラットフォーマーNo.1へ向けて、今後も成長を描いていきます。
代表取締役社長 簗島 亮次
© Intimate Merger, Inc.