代表メッセージ

「データ活用における革命を起こす」

これがインティメート・マージャーの企業理念です。私たちは、2013年の創業以来、「世の中のさまざまな領域において、データを使った効率化をする」というミッションを掲げ、歩みを進めてきました。

インティメート・マージャーの社名は、Googleのレイ・カーツワイル氏が2020年に起きると予測している革命に由来します。同氏による、「あらゆるデータがひとつに統合される」という未来像。これは、私たちが事業により実現しようとしていることに極めて近いのです。
あらゆるデータがひとつに統合される未来――。それは、これまでの世の中と比べてどのような違いがあるのでしょうか? 確実に言えることは、「シンプルで効率のよい意思決定」が、より当たり前になるということです。

ビジネスであれ、プライベートであれ、私たち人間は、繰り返し意思決定を求められます。「ユーザーにマッチした広告は何なのか」「恋人にどんなプレゼントを贈ろうか」――。このような場面で多くの人は試行錯誤し、何らかの決断を下しますが、いつも最適な意思決定ができるとは限りません。

ところが、データを用いることで、より正しい意思決定をすることができます。データによって人間の行動を先読みして、最適な提案をする。そんなことが実現できれば、人々の楽しさや幸せに貢献できるのではないでしょうか。

「データによる意思決定を仕組み化して、世の中に広めたい」

この想いこそが、インティメート・マージャーの原点なのです。

豊富で膨大なデータベースを備える「IM-DMP」

「データ活用をより、誰でも使えるものにしていく」
「利用した価値を実感してもらえるようにする」
「様々な場面で利用できるようにしていく」

この3つのビジョンを実現させるべく、インティメート・マージャーが提供しているのが、日本最大級のデータ活用マネジメントプラットフォーム『IM-DMP』です。IM-DMPは、約4.7億ユニークブラウザに紐づくオーディエンスデータを蓄積し、他社の追随を許さない豊富で膨大なデータソースとなっています。

私たちがWebやIoTデバイスなどからIM-DMPに集めているデータの特長のひとつが、クライアントの課題に合わせて幅広く利用できる高い汎用性。たとえば、データにより広告を効率化する、あるいはマーケティング戦略に活かすといったソリューションを、IM-DMPにより提供しています。

人口減少を迎える日本社会に貢献する

データを活用できる可能性は、事業領域を問わず存在します。より効率的な判断を求める企業がある限り、インティメート・マージャーが役割を失うことはありません。
マクロ的視点から考えると、人口減少に向かう日本において企業の生産性向上は急務です。人がやるべき仕事に集中するためには、「人と機械の作業分担」が不可欠であり、この課題を私はIM-DMPにより解決したいと考えています。

現在、インティメート・マージャーは主に広告領域においてサービスを提供していますが、新たに「Fin Tech」や「HR Tech」にも踏み出そうとしています。将来的には、ヘルスケア市場や物流市場など、より幅広い領域にチャレンジする展望もあります。

インティメート・マージャーが目指すのは、誰もが当たり前のようにデータを活用する世界。人々が、まるで蛇口から出る水のようにデータの恩恵を受ける未来を目指して、これからも進化を続けます。

代表取締役社長 簗島 亮次