今年こそは自分でエアコン掃除をしようと思いながら何年も経ってしまった…。という人は多いのではないでしょうか。

そんなときに活用したいのがエアコンクリーニング。プロの技術でエアコンをきれいにしてくれるので、健康な空気の中で快適な毎日を過ごせます。

今回は、おすすめのエアコンクリーニング会社5社を徹底比較！ぜひ参考にしてください。

エアコンの掃除・クリーニングを絶対にやるべき理由

エアコンはたいして掃除をしなくても、ちゃんと冷風や温風を吹き出してくれます。しかし掃除をしていないエアコンから出てくる空気がどれだけ危険かをご存じでしょうか？

エアコンの中はカビやホコリだらけ？

エアコンは室内の空気を取り込み室外機で調整する仕組みであり、空気を取り込むときに空気中のカビやホコリも同時に取り込んでしまいます。

そのため、定期的に掃除をしないとエアコン内にカビやホコリが溜まるのです。

エアコンから出てくる風にカビやホコリが混在していると、アレルギーやぜんそくなどの原因にもなるので、健康を考えるならクリーニングは定期的に実施したいところです。

エアコンのフィルター汚れは電気代がかさむ原因になる

エアコンのフィルターが汚れた状態で使うと空気を吸い込みづらくなり、清掃していない状態よりも電力消費が多くなります。定期的なエアコン清掃は、電気代の節約にもつながるのです。

経済産業省の調査によれば、月に数回でもエアコンフィルターを掃除することで1台あたり年間約860円の節電につながるともいわれています。

複数設置が当たり前の現代、ちょっとの節電もバカにはできません。

エアコンの掃除・クリーニングはプロの業者に任せよう

最近ではエアコン用掃除用具は市販されていて、フィルターのお手入れ程度なら自分でもできるようになっています。しかし、エアコン内部まで至るクリーニングにはパーツの分解が必要です。

無理な分解はパーツの破損やエアコンの故障の原因にもなるので、高い修理費用を考えるとプロに依頼するのが安全です。

プロに任せればしっかりしたエアコンクリーニングができる

業者によるエアコンクリーニングは、エアコンを分解して内部まで洗浄します。高圧洗浄機や専用洗剤などを駆使した洗浄により、ファンやフィルターの汚れ・臭いを除去してくれます。

内部まで徹底的に洗浄するので、汚れやカビなどの黒い汚水が出てくることは珍しくありません。プロだからこそ、ここまで徹底したクリーニングができるのです。

実はよく使われているエアコンクリーニング

ハウスクリーニングの相談内容を分析すると、「エアコン」は「窓」の次に多く相談されている箇所です。

エアコン汚れはニオイや健康に関わるので、多くの人がプロにエアコンクリーニングを依頼していることがわかります。

参考:ハウスクリーニング利用者の実態調査

エアコンクリーニング業者の選び方

ハウスクリーニングを利用する人が増えていることで、クリーニング会社も年々増えています。では、どんな会社を選べば良いのでしょうか？

ここでは、失敗しないエアコンクリーニング業者の選び方をご紹介します。

料金が明記されている業者を選ぶ

エアコンクリーニングでまず気にしたいのが料金です。同じエアコンクリーニングでも、依頼する業者によって料金に違いがあります。無料の見積もりサービスがあるなら、事前に大まかな費用がわかるので安心です。

特に注意したいのは、料金を明確に表示していない会社です。こうした会社は追加費用やオプション費用を請求するケースもあるので、表示料金以上の費用が発生しないことを明記している業者を選ぶようにしましょう。

営業日・営業時間を確認する

土日はほとんどのクリーニング会社が営業していますが、平日よりも依頼が集中します。在宅できるなら平日の営業日を確認するとスムーズに予約できるでしょう。

営業時間はまちまちで、同じ業者でもエリアによって早朝・深夜対応の有無が変わることがあります。依頼できる時間帯は、担当営業所に確認するのが確実です。

くらしのマーケットのような出張・訪問サービスなら、営業時間が幅広く、年中無休という業者も見つかります。大手業者ではどうしても営業時間が合わない場合は検討してみましょう。

割引があるか確認する

複数台のエアコンをクリーニングすると料金がかさむため、利用率の高いリビングのエアコンを優先して依頼しがちです。

ただし、エアコンクリーニング会社によっては、2台以上まとめて依頼すると料金が割引になる「複数台割引」を設けているところがあるので、複数のエアコンを設置している家庭は活用したいところ。

割引率や割引条件は違いがあり、台数に応じて割引率を引き上げるだけではなく、ペット割引やマタニティ割引など各社さまざま。クリーニングを依頼する前にぜひ確認しておきましょう。

オプションサービスを確認する

一般的なエアコンクリーニングの内容は、外装カバーの清掃やフィルター清浄、内部の高圧清浄、作業場所の清掃です。さらに徹底的にクリーニングするなら、オプションサービスの利用が候補になります。代表的なオプションサービスを紹介しておきます。

技術力や対応を確認する

クリーニング会社は急速に増えており、会社員が副業で始めているケースもあります。

ただし、エアコンの知識が少ないと最新機種には対応できないことも。依頼するのが不安なときは見積や問い合わせのタイミングで、技術研修を受けているスタッフか・エアコンクリーニング士などの資格のあるスタッフか、などの確認をしてみましょう。

また、クリーニング当日はスタッフとはいえ他人を家に入れることになりますので、マナー対応にも気を配っている業者を選びたいですね。

大手ハウスクリーニング会社では、スリッパを持参したり、床をぬらさないよう防水シートを使用してクリーニングをしてくれます。浴室や洗面所で作業することで、利用前よりきれいな状態にしてくれる業者もあります。

エアコンクリーニングの料金相場

エアコンクリーニングで有名な5社の料金をまとめてみました。エアコンクリーニングにかかる費用の相場を確認してみましょう。

お掃除機能なしエアコン

お掃除機能がないエアコンのクリーニング料金の相場は1台あたり1万円～1万3000円ほど。各社、1台分と2台分の料金をまとめました。

くらしのマーケットは料金帯が広く、最安値では4,000円程度で依頼できる業者もあります。

お掃除機能付きエアコン

お掃除機能が付いているエアコンのクリーニング料金の相場は、15,000～23,000円ほど。

お掃除機能付きエアコンは複雑な構造になっているため、クリーニング料金が高くなります。搭載されている機能によっても料金が変わります。

天井埋込タイプ

天井埋込型のエアコンのクリーニング料金の相場は、25,000～35,000円ほど。一般的な壁掛けエアコンと比べて作業時間もかかります。

オプションと料金設定

各社のオプションと料金設定も確認しておきましょう。あらかじめオプション利用を想定しているなら、クリーニング料金とオプション料金の合計金額で業者比較をしてみると良いですね。

エアコンクリーニングの料金最安値は「くらしのマーケット」

今回ご紹介するエアコンクリーニングの料金最安は、全国の業者から条件検索してサービス依頼できるくらしのマーケットです。ただし、全国の業者が登録されているので、サービス内容は実際に使うまではわかりません。料金の安さだけで選ばないように、業者選びには注意が必要です。

比較した中で一番高いのは、お掃除サービスでは大手のダスキンです。プロの清掃技術や接客対応、自社開発の資器材・洗剤など、仕上がり満足度も高くなるでしょう。

プロに掃除を任せるならココ！おすすめの人気 エアコンクリーニング業者5選

エアコンクリーニングについていろいろな項目を比較し総合した結果、おすすめしたいエアコンクリーニングはこちら。

エアコンクリーニングの頻度や時期は？

エアコンは定期的にクリーニングするべきですが、いつどんなタイミングで行うと良いのでしょうか？適度に掃除を行えるよう、具体的な時期と頻度を知っておきましょう。

「最後に掃除したのがいつか思い出せない」や「購入してから掃除はしていない」という人も必見です。

エアコンクリーニングの頻度

簡単なエアコン掃除なら、2週間に1回程度、掃除機を使ってフィルターからホコリを取り除く程度で十分です。お掃除機能付きエアコンなら、フィルターは自動で掃除してくれます。

ただし、簡単な掃除ではエアコン内で発生したカビやホコリまでは取り除けません。どんなエアコンでもフィルターの掃除だけでは汚れは溜まるのです。

エアコンクリーニング業者の口コミによると、適度なクリーニングサイクルは年に1回。長くても2～3年に1回はクリーニングするべきとのアドバイスが多く見られます。なお、クリーニング頻度はエアコンの使用状況によって変わります。以下のような環境なら短いスパンでクリーニングした方が良いでしょう。

• 油汚れが多い部屋にあるエアコン
• たばこを吸う部屋にあるエアコン
• 湿度が高い部屋のエアコン
• ペットを飼っている部屋のエアコン

エアコン内にカビが発生していると、運転中にカビのニオイがします。カビ臭さを一番感じるのは送風のときなので、普段は冷房・除湿・暖房しか使わない人は、送風にしてニオイを確認してみると良いでしょう。

エアコンクリーニングに適した時期

エアコンクリーニング前に把握しておきたいのが、繁忙期です。繁忙期に依頼すると、予約を取るのもひと苦労。

エアコンクリーニングもハウスクリーニングに含まれるので年末が繁忙期だと思いがちですが、エアコンクリーニングの相談件数が一番多いのは6月なのです。

参考:ハウスクリーニング利用者の実態調査

「そろそろ冷房をつけてみようかとエアコンに電源を入れたらニオイが…」という経験は誰もがするはず。6～8月は、エアコンを使う前にクリーニングをしたいと考える人が増える時期なのです。

エアコンクリーニング前に準備すること

エアコンクリーニングの依頼が決まったら、当日スムーズに作業が進められるように事前準備をしておきましょう。

当日までに準備しておきたい項目は以下の通り。

エアコンの周りを片づけておく

エアコンクリーニングでは、エアコンの下に汚水受けや脚立を設置します。エアコン周辺に荷物があると作業の妨げになるため、荷物は片づけておきましょう。

作業時は汚れが付かないように周りを養生してくれますが、万が一のことを考えて大切なものは移動しておきましょう。

浴室・洗面所を片付けておく

エアコンのパーツを水洗いするために、浴室・洗面所・庭などの水栓がある場所を使用することがあります。作業の邪魔になるものや、壊れやすいものは移動させておきましょう。

事前に浴室などを使用するか問い合わせておくと良いでしょう。

駐車場利用の確認をしておく

クリーニングスタッフが作業車で訪問する場合、駐車スペースが必要になります。自宅に駐車スペースがなければ、近くのコインパーキングなどを利用します。

クリーニング費と別に駐車料金を請求されるケースもあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

ちなみに作業時間の目安は、お掃除機能のないエアコンで1台あたり90分前後。お掃除機能付きエアコンで1台あたり2時間半～3時間となります。

少しでも気になることは確認しておく

「汚れがひどかったら追加料金がかかる？」「スタッフは何人くる？」「破損などへの対応は？」などなど、気になることは電話やメールでしっかり事前確認しておきましょう。

事前に問い合わせしておくと、不安も解消されますしトラブルも少なく済みますよ。

まとめ

エアコンクリーニングをプロにお願いすれば、気持ちも空気もキレイに過ごせて、電気代の節約にもつながります。

エアコンクリーニングを依頼するときは業者をしっかり比較して、ご自宅の条件にあったエアコンクリーニング会社を選びましょう！