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NEWS2021.08.16
プレスリリース
国内最大級パブリックDMPを提供するデータプラットフォームカンパニーの株式会社インティメート・マージャー(本社:東京都港区、代表取締役社長:簗島 亮次、以下当社)は、当社が提供する3rd Party Cookie を利用せずに、異なるドメイン間で3rd Party Dataを連携する共通IDソリューション「IM Universal Identifier(以下IM-UID)」 をヘッダー・ビディングソリューション「Prebid.js」のUser IDモジュールに対応したことをお知らせします。また、当社がヘッダー・ビディングソリューション「Prebid.js」のUserIDモジュールに対応した国内初の事業者となります。
昨今、Webユーザーのプライバシー保護の高まりとともに、欧州では「GDPR(EU一般データ保護規則)」や「CCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)」などによるデータ収集・活用の規制強化が行われています。また、AppleのブラウザであるSafariは2020年3月にITP(Intelligent Tracking Prevention)のアップデートにより3rd Party Cookieはブロックされるほか、GoogleはChromeでの3rt Party Cookieサポート終了を2023年に延長することを発表しましたが実施自体には変わりはない方針を発表しています。これらの影響により、国内外問わずインターネット広告における広告配信や効果計測において、これまで活用されてきた3rd Party Cookieに代わる対策が早急に必要とされています。
これらの対策として、IMでは3rd Party Cookieに依存しない共通IDソリューション「IM-UID」を2020年12月より提供開始。「IM-UID」を活用できるパブリッシャー拡大を目指して、アドマーケティング株式会社やユナイテッドマーケティングテクノロジーズ株式会社をはじめとしたSSP(Supply Side Platform)やDSP(Demand Side Platform)と連携し、現時点で57万(※1)を超えるドメインで活用いただけるようになりました。このたび、さらに多くのパブリッシャーに活用していただけるよう、「Prebid.js」のUser IDモジュールの対応を行いました。これにより「Prebid.js」に「IM-UID」が組み込まれ、「Prebid.js」に対応をしている国内外のサービスやパブリッシャーはUser IDモジュールとして「IM-UID」を選択し、簡単に連携が可能になります。
※1:2021年7月1日時点でのIM-UIDが読み込まれているドメイン数
今後も国内・海外問わず、より多くのパブリッシャーに「IM-UID」を活用していただけるようAd Tech領域におけるポストCookie時代の対応をしていく予定です。また、プライバシーに配慮しながらIMでは時代の変化に対応しながら、さまざまな領域でのデータ活用も目指し、今後も”データとAI技術”を活用したプロダクト開発・マーケティングの支援も推進してまいります。