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2022.07.21

プレスリリース

ポストCookie時代に対応した広告配信技術をアルファアーキテクトへ提供
共通IDソリューション「IM-UID」を広告配信・計測システム「VeleT」と連携
~動画広告がポストCookie環境下でも配信可能に~

国内最大級パブリックDMPを提供するデータプラットフォームカンパニーの株式会社インティメート・マージャー(本社:東京都港区、代表取締役社長:簗島 亮次、以下当社)は、当社が提供する3rd Party Cookie を利用せずに、異なるドメイン間で3rd Party Dataを連携する共通IDソリューション「IM Universal Identifier(以下IM-UID)」 をアルファアーキテクト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:岩城 功、以下アルファアーキテクト)が提供する広告配信・計測システム「VeleT」に提供したことをお知らせします。また、当社でも動画広告配信サービス「VeleT」を販売開始します。

昨今、Webユーザーのプライバシー保護の高まりとともに、欧州では「GDPR(EU一般データ保護規則)」や「CCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)」などによるデータ収集・活用の規制強化が行われています。また、AppleのブラウザであるSafariは2020年3月にITP(Intelligent Tracking Prevention)のアップデートにより3rd Party Cookieはブロックされるほか、GoogleはChromeでの3rd Party Cookieサポート終了を2023年に延長することを発表しましたが実施自体には変わりはない方針を発表しています。

当社は、これまでも「IM-UID」をさまざまな企業に提供することで、ポストCookie時代に対応したターゲティング広告やコンテキストターゲティングサービスなどを提供してまいりました。そしてこのたび、当社の「IM-UID」の技術をアルファアーキテクトが提供している「VeleT」に連携したことにより、3rd Party Cookieに依存しない動画広告が提供可能となりました。

本サービスは、「IM-UID」を活用することでユーザープライバシーに配慮しながら、異なるドメインを横断したコンバージョン計測を実現します。3rd Party Cookieの利用が出来ないSafariのコンバージョン計測も可能です。なお、今回アルファアーキテクトと協力体制を構築することで、両社から「VeleT」を販売します。これにより、当社が取り扱うポストCookie対応サービスのラインナップに動画広告配信サービスが追加されました。

当社は、消費者のプライバシーに配慮しつつ、DX時代の企業のプライバシーガバナンスへの対応を目指し、プログラマティック広告におけるポストCookie時代のデジタル広告のエコシステムにおいて、3rd Party CookieやデバイスIDに代わる選択肢を提供し、業界に貢献してまいります。

■「VeleT」について

VeleTは、自社開発した広告配信・計測システムを活用し、動画広告の企画制作~配信~分析までをワンストップで提供するサービスです。システムから得られる「定量・定性データ」を用い、メディア・フリークエンシー・配信枠・クリエイティブを最適化し、動画広告施策のパフォーマンス向上に寄与します。

■アルファアーキテクト株式会社について(https://alpha-architect.co.jp/

当社は、広告事業(動画広告「VeleT」、各種インターネット広告、ポストCookieソリューション、インターネット調査)とAI事業(マーケティングAIツール「Adaup(アダップ)」の企画・開発・運用)で企業の広告・マーケティングを支援しています。

インティメート・マージャーについて(https://corp.intimatemerger.com/

「世の中のさまざまな領域における、データを使った効率化」をミッションに掲げ、国内DMP市場導入シェアNo.1(※1)のデータ活用プラットフォーム「IM-DMP」を保有するデータマーケティングカンパニー。約4.7億のオーディエンスデータ(※2)と高度な分析技術を掛け合わせたデータ活用プラットフォーム「IM-DMP」の提供・構築支援、データ活用に関するコンサルティングサービスを提供しています。また、プライバシー保護に関する取り組みとして、一般社団法人 日本経済団体連合会が掲げる「個人データ適正利用経営宣言」に賛同しています。今後はSales TechやFin Tech、Privacy TechなどのX-Tech領域に事業を展開し「データビジネスのプロデューサー集団」を目指します。

※1出典元:「DataSign Webサービス調査レポート 2021.2」

※2⼀定期間内に計測された重複のないブラウザの数を⽰します。多くの場合、ブラウザの識別にはCookieが利⽤され、⼀定期間内に計測された重複のないCookieの数のことを⽰します。